せつないこの地球で

トクベツじゃなくても大切な今日 繋いでいたい

Don't forget…

 

同じジャニーズ事務所に所属するグループ、タレントであっても、その在り方は本当にそれぞれだ。

メンバーが1人でも抜けたらそれはグループでは無いと言い切るグループ、メンバーの脱退などを乗り越え、更に力強く活動するグループ、メンバーの休養からの復帰を待ちながら活動するグループ……それぞれがそれぞれの事情を抱えながらも、確固たる信念を持って活動している。そんな彼らがアイドルとして生きている姿は、どんな作り話より現実離れしている真実。


そんなノンフィクションに魅せられ続けて、ある日から私はジャニーズ事務所所属のHey! Say! JUMPメンバーである山田涼介、そしてHey! Say! JUMPというアイドルグループの沼に本格的に踏み込んだ。


そして、Hey! Say! JUMPを全力で応援すると決断したその日は、彼らのアイドル人生に終止符が打たれる時までのカウントダウンをする覚悟を決めた日でもあった。


この日から、コンサートの一つひとつがとても貴重に感じられた。新しいお仕事が来た時や、新しいシングルが出た時の喜びが何倍にもなった。


けれど、慣れとは恐ろしいものでその気持ちも段々薄れていった…2019年1月29日までは(国民的アイドルアイドルグループである嵐さんが活動休止を発表した)。

 

身が引き締まる思いがした。

忘れそうになっていたあの日の覚悟が一気に蘇って来たから。

 

『これからもいろんな世界を見て、可能性を見つける旅をしていきたい。そのためならHey! Say! JUMPというレールから少しくらい外れたっていいと思う。脱退はダメだけど、脱線ならいい(笑)これから何があるかなんてわからないんだから。自由奔放に面白いものを追求するグループでありたいですね。』


圭人が留学発表する数ヶ月前に山田さんはこんな発言をしていた。今のJUMPにとっては、Hey!Say!JUMPというグループは「戻って来る場所、その為に守って行くべき場所」に感じられる。それに拘束されること無く、それを起点に各々が活動するからこそ、1つになった時の結束力が強くなる。そんな関係性。けれど、それは永遠では無い事に大先輩は改めて気付かせてくれた。

 


Don’t forget Jan.10 2013